《夏場のタライ》
煙もうもうの店内は窓を開けなければ商売にならず、夏だというのに冷房がまったく効かない。当然、お客さんから暑いとクレームがあった。「うちわを配ったらどうでしょう?」と社員の一人が言った。すぐに実行してみたが、まだ暑さをしのげない。
「凍らせたおしぼりを配ったらどうでしょう?」と社員の一人が言った。すぐに実行してみたが、まだまだ暑さをしのげない。
最後に社長がこういった
「たらいに氷と水を入れ、お客様に配り、靴下を脱いで足を浸してもらおう!」やぶ屋の型破り伝説にまた新たな1ページが加わった。
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